髪の毛と脱毛について

髪の毛には硬毛と軟毛と呼ばれる2つの種類があると言います。これらは触る事で毛が硬いとか軟らかいと言う事ではありますが、厳密には直径が30マイクロメートルよりも小さく、メラニン色素が少ない場合が軟毛であり、直径が30マイクロメートルよりも大きい場合が硬毛であると言われています。また、軟毛の場合はメラニン色素が少ないので毛の色についても若干薄い色をしているのが特徴だとも言われているのです。髪の毛は、人間の成長とともに変化をしていきます。赤ちゃんの時の髪の毛と言うものはとても軟らかいものです。しかし、年齢と共に毛は成長をしていき、毛の太さは太くなり、30マイクロメートル前後の太さにまで成長するわけです。また、毛髪というものは、10万本以上もあると言われていますが、残念な事に、1日50本から100本の割合で自然と抜け落ちたり切れたりしていると言います。


仮に、10万本の毛髪があり、1日100本の毛が抜けてしまうと、1000日でツルツルの状態になるのではないかと言う人もいるのではないでしょうか。確かに計算上は1000日で全ての毛は抜けてしまいますのでツルツルの状態になってしまうわけです。しかし、毛と言うものには毛周期と言うものがあります。毛周期は、毛のサイクルを示すものであり、成長期、休止期、そして退行期という3つのサイクルを繰り返しているのです。抜けた毛は戻りませんが、毛が抜けた部分からは当たらし毛が生え始めやがて成長をしていくわけです。そのため1000日でツルツルの状態にならず、常に髪の毛がある状態が続くのです。この毛周期と言うものは、脱毛においても重要視される事の1つです。脱毛というものは、毛根を破壊して毛を生やす事を阻止してしまうものです。しかし、毛根を破壊できるのは毛が成長期に入っている時だけであり、休止期や退行期となる時には脱毛の効果が得られません。そのため、脱毛を行う場合は、毛が成長期に入るタイミングを見計らい行いますので脱毛期間が1年や2年と長くなるのです。髪の毛の毛周期は、正常の人の場合は、休止期が3ヶ月から4ヶ月間、成長期は2年から6年、そして退行期は2週間と言います。


また、脱毛症の場合は、成長期となる期間は極端に短くなると言われています。人間の身体の中には色々な部位に毛というものが生えているわけですが、この髪の毛の毛周期のサイクルは身体の部位にある毛の中でも最も長い成長期を持つ毛であるとも言われているのです。